無言になる場所

2013.07.13 Sat
長野県上田市にある「無言館」
ひょんなキッカケで知る事が出来て・・・
行ってみたい!と思ったうちに、行けてよかったぁ・・・


無言館


戦没画学生慰霊美術館。
こんな美術館があるなんてね、、、全く知りませんでした。
そして、、、
当時、画家を目指して絵画を学ぶ画学生の若者達が、
軍隊に召集され、戦地で多くの命を落とした・・という事実も知らなかった。


無言館_1


何とも言えない空気に包まれて、ひっそりとそこに存在した美術館。
これまで、何度も戦没者関連の施設に行きましたが、
こんな空気感を感じたのは、鹿児島県知覧町にある、知覧特攻平和会館以来でしょうか。
こういう場所は、いつも同じ空気の質、温度を感じるのです。
戦死した人達が残した手紙や遺品、写真など、ある意味「見慣れて」いましたが、
絵画は初めて・・と言っていいかな。
絵はさすがにヤバイ・・・ヤバかった。
言い方がまずいかもしれないけど、怖かった・・・
ひとりで見るには、怖すぎる・・
絵、ひとつひとつに魂を感じ、思いが残っているような気がして、重かった・・・
ある画学生のエピソード・・
軍隊に召集されるギリギリまで、恋人の裸婦画に絵筆を走らせ、
「戦地から戻ったら、続きを描くよ」と恋人に言い残し、そのまま帰らぬ人になってしまったという・・
その裸婦画には、間違いなくその男性の思いが残っているわけで、
展示画には、各々のエピソードが記されていたので、
読みながら鑑賞したわけですが、情景を想像すると、心に刺さり、
出る言葉もなく、そして無言になる・・・・


無言館_2


生きていれば名高い画家になっていただろう数名の絵も展示★
行って、観た価値がありました。
未来に繋がっただろう、数々の素晴らしい才能を目の当たりにして、
多くの命を奪ったのは間違いないけど、日本の芸術にも影響があるなんてさ・・
もしも、あの絵を描いた画学生さんが戦死しなかったら、
今、私達が観てもわかるほどの有名な絵が残されていたかもしれない・・・
考えもしませんでした。
戦争なんかで、大きな才能が断ち切られて・・・本当に勿体無くて、
何故、戦争なんか、、やってしまったのだろう・・
ふと、また考えちゃうわけで・・・(T_T)

今夏「終戦のエンペラー」という、終戦直後の日本に上陸したマッカーサー元帥を描いた映画が上映。
また、零戦を設計した実在の人物を主人公にしたスタジオジブリの「風立ちぬ」も上映。
どうしても夏には、戦争の映画が多くありますね・・・
どちらも観たいな~***
今年の夏も、戦死された多くの命に心を寄せるcecilmamaかな・・・


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コメント

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無言館、行ってことないですけど、
見せてもらえて、凄くよかったと思います。
描きかけの絵に込められた、若い画家さんの想い、
やはり一人で観るには、とても勇気がいるかも。
戦争の犠牲者の冥福を祈る気持ちって、ずっと忘れてはいけないんだと強く思いますね。
二度と戦争が起こらないように平和な日々が続くように、
そういう意識を持ち続ける、私たちに出来ることなのかなと。
- | tomato | URL | 2013.07.14(Sun) 06:38:48 | [編集] | top↑ |
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