ある意味、忘れられない人

2015.08.27 Thu
こんばんわ、cecilmamaです。

今日はちょっとお仕事関係のお話をしたいと思いまして・・・・
心で悶々してる事というか、してた事ですね。
もう、ワタシの中では解決して過去形になった事ですが。


N氏


ワタシと一緒に写真におさまってる、このじいさん。N氏・・
御年91歳の方ですが、今月29日に他の施設に転所となり、当ホームを退所する運びとなりました。
介護職に携わり、早3年と3か月。
iroiroな高齢者との別れがありました。
今まで寝食のお世話をさせてもらった立場であれば、
情が湧き、淋しい思い、悲しいキモチが渦を巻いて、複雑になり涙する事もあったのですが、
この方ほど、退所が決定して行く流れを冷淡な目で見届ける事はなかったです・・・💦


菊祭り


これは去年11月、福野町の菊祭りに出掛けた時のショットですが、
この頃は、まだ表情が豊かで笑顔も見られましたが、
今年の何月かもう忘れてしまいましたが、
しゃべらない。食べない。歩かない。立たない。全てにおいて意欲がない。
出来る事と言えば、唯一寝る事ぐらいで、ない、ないの人になってしまい・・・
もちろん、職員は認知レベル低下を防ぐ為にもiroiroとN氏に関わるように努力をし続けましたが、
N氏は職員に対して、心を開こうとされませんでした。

(上のワタシとのツーショット写真は、その努力のひとつ。
嫌がってるN氏を無理矢理、気分転換の散歩へ連れ出そうとした時の写真)


そんな時に、N氏の主治医から「廃用症候群」と診断が下り、
そして、このままではいついつまで持たないと命の期限を突き付けられて、職員は慌てました。
しかし、N氏の家族はそれでも無関心・・・
看取り対応を行っていない当ホームに、最期まで入所していたいと無茶な希望をされ、
次の転所先を探そうとされませんでした。
今まで頻回に面会に来られていたキーパーソンの娘さんは、命の期限を付けられた以降、
全く面会に来られなくなったし・・・<`ヘ´>
態度は明らかでした。
ワタシ達職員は、家族に押し付けられた・・という思いを抱くようになりました。
N氏、N氏の家族、そして職員の関係に大きな溝が出来始めた瞬間でしたね・・・
職員一同が看取りなんてしたくない! 絶対嫌だ!と拒否、、
もちろん、看取り対応をしていないホームとしても拒否。
N氏への拒否するキモチが、こうやってあからさまになって行きました・・
家族に「厄介者」のように扱われてる、認知症高齢者を何人も見て来ました。
そのたびに思う事は・・・・いいえ、別に思う事はないのです。
そうだよね、家族は大変だよね・・と、同情する部分もあったりして・・・
ただ、近くで見てるといいキモチは当然しません。
介護職は、家族と密接に関わる為、知りたくもない部分を見てしまう事が本当に多いです。
最初は、好きなじいさんでした。
話もいっぱいしたし・・・
最後の最後にこんなキモチになって、終わりになってしまう事に残念というか、
残念とも思えないほど、現在のワタシのキモチは無機質・・(-_-;)
今後、自分にとってこのような人が二度と現れないようにしたい。
そう思います。
ある意味、忘れられない人になりました。
いい勉強になった・・・です。



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