5%のひとり

2016.10.28 Fri
この秋・・・
3月に施設開所して以来、初めての「米寿の祝い」をしました。
職場は、何故か大盛り上がり💦


米寿のお祝い_2


市長から祝いのメッセージが届くなんて知りませんでした。
祝いの言葉は印刷物ですが、署名だけは直筆で・・・
市長も大変ですね、何十枚も、何百枚も・・・
と、祝いの場でも、サラーーッとこういう事を考えちゃうワタシ(;´Д`) あかん?


米寿祝い


88歳になられた、仲良しの「ときちゃん」
「辛いの、助けて」の訴えが激しく、寝つきもなかなかの悪い状態なので、
他の職員には不人気ですが、ワタシは何故か大好きな人です。
介助が大変だから、苦手とか・・そういう介護目線の判断ではなく、
やっぱり相性ですね。介護は人と人☆ つくづく思う・・・
多少の認知はありますが、意思疎通もしっかりしておられ、ちゃんとしておられるおばあさんです。
話してると、賢い事がよくわかる。
会話をしても嫌味がないし、カチンと来る事がなく、やっぱり相性なんだなぁーー
祝いの花束を贈呈したら、感激で涙、涙のときちゃんでした。
こういう感情を自分らしく出される人は、人間味があって、いいなぁーと思います。


米寿のお祝い_1


ときちゃんが、ワタシと2人きりの時に言いました。
「今度は100歳まで頑張る」と・・・(@_@)
今でも身体が辛いのは、自分が一番理解されてると思うのに、まさかそんな事を思っているとは。
明確にハッキリと自分の目標を口に出して言われた利用者は初めてでした。
へそ曲がりなワタシですけど、ときちゃんには100歳まで頑張ってほしいと思ったな★
ここに転職した事をすごく悔いて、悩んでいた時、
ときちゃんに「ときちゃん、ワタシ、ここ辞めるかもしれない・・・」と話した事があります。
そしたら、ときちゃんは・・・
「なんで?じゃ、ワタシここ出て行くわ。他に移る・・」と真顔で言ってくれました。
クスッと笑えたけど、嬉して有難かったです。
残念ながら、ときちゃんの100歳を見届ける事は出来ません。
あと12年、ここに勤務??? 無理無理ーーーー(;´Д`)
ときちゃんが、100歳を迎える事よりも、ワタシが残り12年も勤続する事の方が難しいです💦
今でさえ、やっとかっと。
介護職をしてると、いい意味での心に残る利用者さんが、何人かはいるモノ・・・

「失禁大魔王だったけど、威厳があった笑顔が優しい柳瀬さん」
「寡黙で恥ずかしがり屋、孤高の元医師の先生」 
「元婦長で世話好きで、慈愛に溢れた林さん」

ときちゃんも間違いなくその中のおひとり★
今まで、約80人の利用者と関わって来て、たった4人だよ・・
相性がいい確率は、わずか5%・・・
今までの人間活動においても、相性がいい人が希少価値って事は、
好き嫌いの激しい自分が、一番よく分かってる。
やっとかっとのワタシだけど、
ここにいる限りは、ときちゃんに心から寄り添って行こうと思う。
今は、それだけがモチベーション・・・(-_-メ)



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